弊社が採用しているフルカラーステッカーのシステムです

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弊社のフルカラーのステッカーの仕様について

弊社で採用しているフルカラーステッカーの印刷方式は「溶剤系インクジェットプリンタ」と「フルカラーレーザープリンタ」による出力になります。その二つの仕様を簡単に説明させていただきます。

フルカラーステッカーの特徴

溶剤系のインクタイプは溶剤系という有機溶剤の顔料インクを使いますのでシルク印刷などのように屋外に強いものが作れます。屋外の看板やバス、自動車のラッピングなどにも使われていて屋外の耐候性は約3年程度と実用性は十分なものです。使い方によってはそれ以上お使いいただいている実績もございますので屋外でなるべく永く使いたい場合はこちらをお選びください。

トナーインクタイプは業務用のフルカラーレーザープリンタで出力します。トナーの層は厚くなりますのでもともと紫外線には強くなっています。屋外耐候性は約3年になります。この方式により屋外での耐候性を保ちながら製作料金も格安にすることが可能になりました。小ロットでご注文いただけます。少ない枚数や格安で手軽にステッカーを楽しみたいとい方はこちらをお選びください。

色々なフルカラーのステッカーの印刷方式について

フルカラーステッカーは以前ですと、色々な印刷方式がありましたが今では溶剤系インクジェットかカラーレーザープリンタを使ったものが一般的になっているようです。それまでの色々な印刷方式を紹介しながらそのメリットとデメリットをご紹介しようと思います。

オフセット印刷方式でつくる

オフセット印刷はかなり前からある印刷方式で日ごろ目にしている駅のポスターや会社案内、新聞に入ってくるチラシなどほとんどがこのオフセット印刷です。大量印刷にも向いていて、かなりクオリティの高い印刷ですのでフルカラーの商業印刷の多くで採用されています。この方式の欠点は紫外線に弱いので屋外用途には向いていないことです。店頭の窓に貼ってある広告ポスターが色褪せてしまっているのをご覧になったことがあるかと思いますが早いもので数週間で退色が始まります。それでもこの印刷方式でステッカーを作っているところもありますが、この印刷方式で屋外用途であるステッカーを作ることはおすすめしません。実際に弊社にご相談にくるお客様の中でオフセット印刷でステッカーを作って失敗してしまったという話もあります。またUVインクを使用したオフセット印刷も出回っていてこれを屋外用のステッカーとして販売しているところもあるようですが、シルク印刷や溶剤系の印刷方式と比較すると劣る部分があるようです。屋内用のシールでしたらこの印刷方式で間違いないですがステッカーはこの方式で作成するのはやめた方がいいでしょう。

熱転写プリンタ方式で作る

熱転写というとあまり聞きなれないと思いますが、15年前位はステッカーの業者さんでこの方式を使っていた方が結構いました。インクリボンを使って弱い熱で印刷物へ転写しますので塩ビなどの素材に印刷できて重宝していました。その頃のプリンタですと紙しか印刷できませんでしたので画期的なものでした。弊社でも採用を検討したときがありましたが、唯一の欠点はインクリボンの継ぎ目が目立ってしまうことでした。これはステッカーの見栄えを考えた時に問題があるということで弊社は採用しませんでした。その後は溶剤系インクジェットプリンタが全盛となり、このプリンタ自体も販売終了となってしまいました。

顔料インクジェットプリンタ方式で作る

耐候性がそこそこある顔料系インクジェット方式はそれまであった染料系のプリンタをもっと耐水性や耐紫外線に強くしたものという消費者の需要によって生まれました。印刷会社やサービスビューローや出力センターといったところも店頭ポスターやちょっとした看板代わりにこの顔料系のインクジェットプリンタを使ってしました。ただ屋外で持つのはせいぜい1年程度でしたので長期に掲出されるポスターなどは難しいというのが当時の感想でした。それに耐水性をあげるためにラミネートはるのですが、ラミネートと印刷面の間から水がしみ込んでくるという致命的なデメリットがありました。これは顔料インクをベースに載せるためにインクの受理層があるのですが、分厚いためラミネート貼っても微妙な隙間ができてしまいそこから水がしみ込んでくるというものでした。ポスターなどでは水が浸みこんでこないようにするため四隅をテープで塞いでエッジ処理をしていました。これではステッカー製作には向かないですね。

溶剤インクジェットプリンタ方式で作る

溶剤系のインクジェットは今やフルカラーステッカー作成の主流といってもよいでしょう。看板業者さんでは10年まえより導入が進んでいてたとえば映画館のタイトルの絵やバス・電車のラッピングで使われていました。もちろん当時はサイズも大きくて価格も高かったのでなかなか導入が進まない面もありましたが、今ではサイズが小さく価格も安い機械も出ましたので一気に導入が進んできました。溶剤系というのはベースをわずかながら溶かしてインクがのりますので擦過性も高くインク自体が紫外線に強い材料を使っています。

看板や長期のポスターなどに使われているだけあって耐候性は大体3年程度あります。これならステッカーの素材としては十分かと思います。もちろんラミネートもUV加工のものを使いますので使用条件によってはかなり長く使えるものかと思います。こんな素晴らしい方式でもデメリットはあります。それは厳密な色指定はできないということと、金・銀・蛍光などの特色は使えないということです。印刷物ではDICの〇〇番で印刷して欲しいといった色指定がありますが、溶剤系インクジェットではそれができません。金色や銀色などにもできません。ですのでそれを考慮の上製作を進める必要があります。

フルカラーレーザープリンタ方式で作る

フルカラーレーザープリンタは会社などで目にしていますが最近ではクオリティが高くなってきていて写真も綺麗に印刷されています。もともとトナーは印刷面に厚くのるので紫外線に強いと言われています。各社差がありますが1年〜2年位はいけるという話もあるくらいです。弊社での実績としては3年以上持っています。屋外で使うクーラーボックスに弊社のステッカーを貼って毎週のように外へ出かけて、3年以上たっても褪色することなく使用できています。溶剤系を除くとこの印刷方式が実用的だということがわかり弊社でも採用しています。しかも溶剤系インクジェットよりも小ロットを安価に提供できますので10枚から印刷可能です。もちろんUVラミネートをしていますので3年経っても大丈夫といった報告もいただいております。この方式の欠点はレーザープリンタは熱で画像を転写しますので、その熱が安定せず色ムラが発生する場合があることと、色の厳密な指定ができないということです。べた塗の場合それが特に顕著でムラが多少気になる場合があります。また、DICカラーやPANTONEなどの色指定ができないこと、金色や銀色、蛍光色などの特色は使えないことです。これらを気にされないということでしたら格安で屋外用途のフルカラーステッカーが楽しめます。

フルカラーステッカーの特徴フルカラーステッカーの各印刷方式の特徴をまとめると上記のようになります。例えばオフセット印刷は色の再現性につきましては忠実でDICなどの特色にも対応可能です。また数千枚〜数万枚といった大量ロットには向いていますが、紫外線には弱く屋外用途としては不向きです。溶剤系インクジェットタイプは色の再現性にはあまり強くなくまた、大量ロットには向いてませんが、紫外線には強く屋外に向いています。それぞれメリットやデメリットがあることがわかるかと思います。弊社では「溶剤系のインクジェット」と「トナーインクタイプ」でフルカラーステッカーを作成しております。
 



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