ステッカーのカット(型抜き)について

ステッカーは円形と四角形の形状が一般的になりますが、例えばロゴマークに沿ってカットラインを入れたいとか、デザインに沿ってカットしたいといったご希望にも添えます。ステッカーのカットはカッティングプロッタというカッティングの機械を使って作業いたしますが、カッティングマシンでも2種類ありまして、グリッドローリングというものと、フラットベッドがあります。

グリッドローリングというのは、簡単に説明しますとカッティングマシンにあるグリッド状のローラーがY方向に動いて、カッティングの刃が付いたユニットがX方向に動くことによって自由にカットしていくものです。Y方向にカッティングシートが固定されていてカッティングシートは前後に動いているだけように見えますが、同時にカッティングの刃が付いたユニットも左右に動いて円形や複雑な形をカットしていきます。

 

カッティングマシンの写真
Y方向に固定されて前後にシートが動きますので全抜き(ステッカーの台紙までカットすること)ができません。従いまして、円形のステッカーの場合ステッカーは円形にカット(ハーフカット)できますが、円形より数ミリ外側に台紙が残る状態になってしまいます。

 

円形ステッカーで台紙が四角形
この写真がその見本になります。お客様によっては台紙が残っているのでステッカーを剥がしやすくて便利だという方がいらっしゃいますが、ステッカーが円形だから台紙も円形にしたいので台紙ごとカットして欲しいという方もいらっしゃいます。当時はグリッドローリングしか持ってないところが多数で他社様では台紙が残った状態での納品が多く、弊社に「台紙ごとカットした状態で納品して欲しい。」というご要望が多数ありました。

弊社でも最初はグリッドローリングタイプのカッティングプロッタのみで作業しておりましたが、裏ワザがありまして全抜きで納品可能になっていました。カッティングシートに使うアプリケーションフィルムを印刷したステッカーに貼って、カッティングマシンの刃をステッカー本体と台紙部分までに合わせてカットすると、ステッカーが全抜きでカットできます。アプリケーションフィルムの粘着度合がちょうど良いものを探すこともノウハウになりますが様々なフィルムを扱っている弊社だから可能になったことと思います。

カッティング機械のもう一つのタイプはフラットベッドになります。これは台紙をフラットな面に固定して、カッティングの刃が付いたユニットがX方向、Y方向の両方向を自在に動かしてカットするタイプになります。

フラットベッドのカッティングマシンの写真
こちらの平面にステッカーの原稿を固定してカットしますので、台紙ごとぶち抜いてカットすることが可能です。もちろんステッカーのみカットする「ハーフカット」でも可能です。弊社ではこのカッティングプロッタを3台所有していますが、現在ではこちらが主流になっています。色々カットできて本当に便利なんです。

 

複雑な自由形の型抜きステッカー

 

これはロゴマークの外周に沿ってカットしましたが、こんな複雑なカットラインでもカットできてしまいます。ただし、鋭角部分(角度が90度以下)については角を丸くしませんとカッティングの刃が原稿を引っ掻いてしまいますので、データをご入稿された時点でアドバイスさせていただいています。

ステッカーを複数配置してハーフカットした写真
こちらは1つのシートにステッカーを5つ配置して、ハーフカット(台紙までカットせずにステッカー部分だけカット)してそれぞれのステッカーが剥がせるようにカットしています。これはノベルティなどでよく見かけますね。ステッカーの料金計算は基本的に面積で計算しますので、余白がある分だけ通常のステッカーよりは割高になりますが、豪華に見せたいとか、沢山ステッカーを配置したいという方にはお勧めです。

カッティングステッカーの場合はグリッドローリングが基本になります。フルカラーステッカー等になりますとフラットベッドの出番になります。弊社ではグリッドローリングとフラットベッドの両方のカッティングマシンを所有していますので、どんなカットでも対応可能です。