フルカラーステッカーに適した印刷方式は?

フルカラーステッカーは沢山の印刷方式があります。ここで弊社におけるステッカーの定義をご説明させていただきますと、ステッカーは屋外用途として屋外の耐候性を満たしたものとしています。屋外の耐候性といいますと、紫外線だけではなく雨風等に対しても耐えうる能力を持っているということです。ちなみにこの定義を満たす印刷方式は溶剤系インクジェットと顔料系インクジェット、トナーインクタイプ、それとシルク印刷になります。一部でオフセット印刷でUVインクを使って紫外線による退色を強くしているというサイトもございますが、2年も3年も持つものではないのでこれは除外させていただきます。またシルク印刷は孔版印刷になりフルカラーのような連続的な階調を細かく表現することはできませんのでこれも除外させていただきます。

楕円形のサーファーのフルカ

 

以上から、フルカラーステッカーの印刷方式は、溶剤系インクジェット、顔料系インクジェット、トナーインクとなります。溶剤系は以前、弊社でも扱っていましたが、昨今の環境への配慮の観点からしますと扱うことが難しくなってきました。環境問題に関する企業様ですと溶剤系のステッカーは敬遠されます。そのような状況ですので弊社では溶剤系の扱いを縮小させていただいております。また、顔料系は耐候性に関してはある程度ありますが、ラミネートをした時に隙間から水が浸水していまいます。

 

顔料系のメディア(ベースとなる素材)は顔料インクが乗るりやすくするためにコートしてあります。インクが乗りやすいということはそれだけ水分も吸収しやすいということになりこれがネックになります。どういうことかと言いますと、ステッカーにした時に顔料メディアとラミネートの間から水が入り込んでしまいます。看板製作の場合は1枚1枚この水分が入り込まないようにするために、看板の四方をテープ等で止める「エッジ処理」しますが、これと同じようなことをステッカーに施工するのは不可能に近いのです。何百枚のものステッカーにエッジ処理は実用的ではないですね。以前は顔料系インクを使っているところが結構ありましたが、現在ではこのような問題が表面化してきたため、顔料系インクジェットでステッカーを作るということはなくなりました。

そうなりますと、ステッカー製作は弊社のようなトナーインクタイプが現実的になります。この印刷方式は製版が不要ですので簡単で大量に印刷することができます。トナーインクとは業務用のレーザープリンタを用いてプリンタのトナーを印刷用紙に印刷してステッカーを作成するということです。しかし、トナーをきれいに印刷メディアに乗せるということがなかなか難しく、このことが弊社のノウハウになっています。実際、他社様でも一部この方式を採用しているところもあるようですが、トナーがうまく印刷用紙に載らずにムラが生じているそうです。そのあたりは弊社が数年に渡りクリアしてきましたので納品後にお客様より「きれいに印刷ができている」というお言葉をいただいています。ステッカー制作において長年にわたる研究開発により蓄積してきたノウハウを皆様にも体験していただきたいと思います。

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